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問136/第8回(令和7年)/公認心理師


 13歳の女子A、中学1年生。父親Bと母親Cとの三人暮らしである。中学に入学後しばらくして、理由ははっきりとしないものの不登校になり、その状態が継続している。Bは仕事が多忙という理由で、家族に関することにはあまり関心を示さず、そのことでCと口論になることが多かった。しかし、Aの不登校をきっかけに、BはCとの間で、Aの状態に関する情報を共有するための会話が増えた。
 家族システム論の観点から、この家族関係を説明する心理学用語として、最も適切なものを1つ選べ。


【正解】  1

【解説・ポイント】

1(迂回連合:Detouring Coalition): 夫婦間の葛藤や対立を直接解決する代わりに、子ども(第三者)の問題に焦点を当てることで、夫婦間の対立を一時的に回避し、表面的には協力関係を維持している状態を指します。 本事例では、「BとCが口論していたが、Aの不登校をきっかけに会話が増えた(Aの問題を共有するようになった)」という点が、夫婦の直接的な不仲を「Aの不登校への対応」という形で迂回し、連合を組んでいる構造に該当します。

2(自己分化): M.ボーエンの用語。感情と理知を区別する能力、および他者と心理的に融合しすぎず個を保つ能力のことです。
3(ジェノグラム): 家族構成や関係性を図解した「家族図」そのもののことです。
4(てんめん状態:Enmeshment): 「密着」とも呼ばれます。家族メンバー間の境界線が曖昧で、一人の感情や問題が家族全員に過度に影響を及ぼしすぎる状態です。
5(ダブルバインド:Double Bind): 矛盾する2つのメッセージを同時に受け、どちらに従っても罰せられる(逃げられない)苦境のことです。

【みんなの解答分布】

【解答総数】  37

81%
5%
5%
5%
3%


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【過去問】 公認心理師 第8回(令和7年) 問136

この問題の正答率は 81 %です。

これまで解答した 37 人のうち 30 人が正解しました。

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