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問137/第8回(令和7年)/公認心理師


 1歳10か月の女児A、約1年前から保育所に入所している。入所当初は、担当保育者B以外の職員が近づくと、極度に不安を示し、激しく泣き続けることが多かった。しかし、最近では、B以外の職員に対しても泣くことはほとんどなくなった。その一方で、B以外の職員から、踊って見せてと言われたり、踊っているところをほめられたりすると、黙りがちになり、その人たちから少し恥ずかしそうに視線をそらしたり、うつむいたりする様子が頻繁に見られるようになった。
 Aの行動上の変化の背景に想定される心理的な発達として、最も適切なものを1つ選べ。


【正解】  2

【解説・ポイント】

1歳10か月のAは、特定の保育者との愛着をベースに周囲への安心感を広げつつ、自分という存在を客観的に意識する「自意識の芽生え」の段階にあると言えます。
1歳半から2歳頃になると、子どもは「鏡に映った自分」が自分であると認識できるようになり、客体としての自己(他者から見られている自分)を意識し始めます。 事例にある「ほめられると恥ずかしそうにする」「視線をそらす」「うつむく」といった行動は、「照れ」や「恥ずかしさ」の表れであり、これらは自己意識が発達したことで初めて生じる感情です。

1(心の理論): 他者が自分とは異なる信念や知識を持っていることを理解する能力です。一般的に4歳頃から発達するとされています。
3(自己制御): 自分の衝動や感情をコントロールする能力のことです。
4(脱中心化): J.ピアジェの用語で、自分以外の視点から物事を捉えられるようになることです。自己中心性を脱するプロセスを指し、より高い認知段階(具体的操作期など)に関連します。
5(社会的参照): 見知らぬ状況に直面した際、信頼できる養育者の表情や反応を見て、自分の行動を決定することです。

【みんなの解答分布】

【解答総数】  41

7%
56%
17%
5%
15%


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【過去問】 公認心理師 第8回(令和7年) 問137

この問題の正答率は 56 %です。

これまで解答した 41 人のうち 23 人が正解しました。

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