公認心理師 過去問 演習サイト|ソーシャルワークス アプリ|無料でチャレンジ

問147/第8回(令和7年)/公認心理師


 25歳の女性A、小学2年生の担任教師。Aは、スクールカウンセラーBに学級の状況とその対応について相談した。Aによると、Aの学級では、児童がお互いに話を聴くのが苦手で、自分の意見ばかり主張する傾向があり、他の児童を思いやる気持ちやお互いをサポートする気持ちがあまりみられない。また、協力して課題を解決していく雰囲気や自他を尊重する姿が学級全体として乏しい。BがAの学級の様子を観察したところ、授業中だけではなく、掃除の時間や給食の準備などでも同様の状況がみられていた。
 BのAへの提案として、最も適切なものを1つ選べ。


【正解】  5

【解説・ポイント】

事例の学級では、個々の児童が自分の意見を主張する一方で、「他者を思いやる」「協力して課題を解決する」「自他を尊重する」といった社会性や情動に関するスキルが不足している状況にあります。

5(ソーシャル・エモーショナル・ラーニング:SEL): 日本語では「社会性と情動の学習」と呼ばれます。自己認識、自己管理、社会的な意識、対人関係スキル、責任ある意思決定といった能力を、教室内での教育プログラムを通じて育成するアプローチです。 「お互いの話を聴くのが苦手」「協力的ではない」といった課題を持つこの学級に対して、対人関係や感情のコントロールを学ぶSELを導入することは、集団の質を改善するための最も直接的で適切な提案となります。

1(TEACCHの実施): 主に自閉スペクトラム症(ASD)児を対象とした、環境の構造化や視覚的支援を中心とする包括的支援プログラムです。
2(ソシオグラムの作成): 児童同士の選択・拒否関係を図式化して集団構造を把握するための「調査・分析」ツールです。
3(チームティーチングの導入): 複数の教員が協力して授業を行う形態です。学習指導の効率化やきめ細かな対応には有効ですが、児童間の社会性育成に特化した手法ではありません。
4(教室のユニバーサルデザイン化): 視覚的な情報の整理や物理的な配置を工夫し、誰にでも分かりやすい環境を整えることです。

【みんなの解答分布】

【解答総数】  44

9%
2%
11%
2%
75%


次の問題 問題一覧 試験内ランダム ランダムチャレンジ 成績表 トップ


【過去問】 公認心理師 第8回(令和7年) 問147

この問題の正答率は 75 %です。

これまで解答した 44 人のうち 33 人が正解しました。

(無料)公認心理師 過去問 演習サイト|ソーシャルワークス アプリ|無料でチャレンジ

公認心理師試験の過去問に無料でチャレンジできる学習サイトです。一問一答形式、解説付きでランダム出題も可能。アプリのインストール不要・登録不要でサクサクできてスマホ学習にもおすすめです。