公認心理師 過去問 演習サイト|ソーシャルワークス アプリ|無料でチャレンジ

問153/第8回(令和7年)/公認心理師


 23歳の女性A、学校教員。初めての小学5年生の担任を4月から務めている。仕事がつらく、辞めたいと訴え、スクールカウンセラーとの面接を希望した。Aによると、一貫して児童に高い目標を与え、授業では様々な工夫をしていた。当初、児童たちもAの期待に応えようと努力していたが、Aの指導方法が受け入れられなかったためか、徐々に反抗的な態度を示すようになった。2学期に入り、一部の児童が授業中に立ち歩きをしたり、騒いだりし始め、授業の継続が困難になった。この頃からAは、遅刻が増え、授業の準備が不十分であったり、児童の相手をすることが面倒に思えてきたりしているという。
 この状況から考えられるAの心理状態として、適切なものを2つ選べ。


【正解】  1,4

【解説・ポイント】

入職1年目の新人教員が、理想と現実のギャップに直面し、心身のエネルギーを消耗させている状況です。

1(バーンアウト): 「燃え尽き症候群」とも呼ばれます。献身的に努力していた人が、期待した結果が得られないことなどで心身ともに疲弊し、意欲を失う状態です。Aに見られる「情緒的消耗感(仕事がつらい)」、「脱人格化(児童の相手が面倒になる)」、「個人的達成感の低下(授業準備の不備)」の3要素が揃っており、適切です。
4(リアリティ・ショック): 理想に燃えて新しく社会に入った人が、現場の厳しい現実や自身の能力の限界に直面し、衝撃を受けることです。4月から担任を持ち、自分の指導が受け入れられず授業困難に陥ったAの状況を端的に表しています。

2(ユーストレス): 「快ストレス」のことです。人をやる気にさせたり、成長を促したりする良い刺激を指します。
3(アレキシサイミア): 「失感情症」です。自分の感情を認識したり、言葉で表現したりすることが苦手な傾向を指します。
5(ネガティブ・スピルオーバー): 仕事でのストレスが家庭生活に悪影響を及ぼす(あるいはその逆)現象のことです。

【みんなの解答分布】

【解答総数】  48

96%
2%
0%
81%
10%


次の問題 問題一覧 試験内ランダム ランダムチャレンジ 成績表 トップ


【過去問】 公認心理師 第8回(令和7年) 問153

この問題の正答率は 77 %です。

これまで解答した 48 人のうち 37 人が正解しました。

(無料)公認心理師 過去問 演習サイト|ソーシャルワークス アプリ|無料でチャレンジ

公認心理師試験の過去問に無料でチャレンジできる学習サイトです。一問一答形式、解説付きでランダム出題も可能。アプリのインストール不要・登録不要でサクサクできてスマホ学習にもおすすめです。