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問60/第8回(令和7年)/公認心理師


 90歳の男性A、一人暮らし。妻に先立たれた寂しさも徐々に和らぎ、地域の支援を利用できるなら、一人で過ごす時間も悪くないと思えてきた。そうした時間には、自分が生きてきた過去よりも、むしろ、自分が生まれる以前の先祖の来歴を思うことが増え、改めて家系を詳しく調べ始めている。また、今までに妻や親など、家族を様々な病気で亡くしたため、未来を生きる人々の健康に少しでも役立ちたいと社会貢献を望んでいる。
 Aの心理の説明として、最も適切なものを1つ選べ。


【正解】  3

【解説・ポイント】

老年的超越は、トルンスタム(Tornstam, L.)が提唱した概念で、超高齢期に見られる物質的・合理的・自己中心的な価値観から、精神的・宇宙的・利他的な価値観への移行を指します。

Aさんの状況は、老年的超越の以下の特徴と合致しています。

・一人で過ごす時間も悪くない:他者との社交に執着せず、内省的な時間を肯定する。
・先祖の来歴を思う:過去、現在、未来が繋がっている感覚(宇宙的な一体感)。
・未来を生きる人々への社会貢献を望む:利他的な関心の高まり。

【みんなの解答分布】

【解答総数】  40

8%
18%
63%
3%
10%


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【過去問】 公認心理師 第8回(令和7年) 問60

この問題の正答率は 63 %です。

これまで解答した 40 人のうち 25 人が正解しました。

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