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問64/第8回(令和7年)/公認心理師


 65歳の男性A。活気がなくなったことを心配した妻Bに伴われて、心療内科クリニックを受診した。Bによると、Aは1年ほど前から動作が徐々に鈍くなっており、自宅で転倒することも増えているという。医師Cの診察中、Aは表情に乏しく、返事が聞き取りにくい状態であった。膝の上に置かれた両手は小さく震えていた。歩行時の姿勢は前傾気味で、歩幅は小さかった。四肢の麻痺や筋力の低下はなかったが、CがAの肘や膝の関節の曲げ伸ばしをしようとすると、がくがくと断続的な抵抗感が認められた。不眠や立ちくらみ、便秘などの症状もあるという。現在服用中の薬物はない。
 Aの病態の理解として、最も適切なものを1つ選べ。


【正解】  3

【解説・ポイント】

Aさんの症状は、パーキンソン病の典型的な特徴(パーキンソニズム)をすべて満たしています。

1.振戦(ふるえ):膝の上で両手が小さく震えている(安静時振戦)。
2.筋固縮(筋強剛):関節の曲げ伸ばし時に「がくがくと断続的な抵抗(歯車様強剛)」がある。
3.無動・寡動:動作が鈍い、表情に乏しい(仮面様顔貌)、声が小さい。
4.姿勢反射障害:前傾姿勢、小刻みな歩行、転倒の増加。

さらに、不眠、立ちくらみ(起立性低血圧)、便秘といった「自律神経症状」も、パーキンソン病でよく見られる非運動症状です。

【みんなの解答分布】

【解答総数】  35

3%
6%
63%
9%
20%


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【過去問】 公認心理師 第8回(令和7年) 問64

この問題の正答率は 63 %です。

これまで解答した 35 人のうち 22 人が正解しました。

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