公認心理師 過去問 演習サイト|ソーシャルワークス アプリ|無料でチャレンジ

問76/第8回(令和7年)/公認心理師


 21歳の男性A、理工系大学の3年生。欠席が増えてきたAを心配した父親Bに連れられて、学生相談室の公認心理師Cのもとを訪れた。Bによると、Aは幼少期から生活習慣のこだわりが強かった。恐竜の図鑑を好んで読み、暗記した内容を他児に一方的に話すこともあった。高校では、集団になじめず孤立傾向にあった。両親の勧めで、現在の大学に進学した。Aによると、今年から研究室に所属したが、他学生との雑談やゼミ発表が苦痛で、意欲が低下しているという。AとBは、CにAの心理的サポートを希望するとともに、今後について家族で相談するため、Aの状態を知りたいと希望している。
 Aに実施する心理検査として、適切なものを2つ選べ。


【正解】  1,5

【解説・ポイント】

Aさんの「強いこだわり」「一方的なコミュニケーション」「集団への不適応」「雑談の困難」といったエピソードは、ASDの特性を強く示唆しています。

1(AQ-J:自閉症スペクトラム指数 日本語版): 成人の自閉症スペクトラムの傾向を、本人(自己記入式)がどの程度自覚しているかを測定するスクリーニング検査です。Aさんが自身の特性をどう捉えているかを知るために適しています。
5(WAIS-Ⅳ:ウェクスラー成人知能検査 第4版): 全般的な知的能力だけでなく、「認知の凹凸(得意・不得意)」を詳細に把握できます。ASD傾向のある学生は、言語理解と処理速度の差が大きいなど、能力のバランスに特徴が出やすく、研究室での具体的な困りごとの背景(ゼミ発表の苦手さなど)を分析し、環境調整を検討する上で不可欠な検査です。

【みんなの解答分布】

【解答総数】  36

64%
19%
19%
22%
67%


次の問題 問題一覧 試験内ランダム ランダムチャレンジ 成績表 トップ


【過去問】 公認心理師 第8回(令和7年) 問76

この問題の正答率は 44 %です。

これまで解答した 36 人のうち 16 人が正解しました。

(無料)公認心理師 過去問 演習サイト|ソーシャルワークス アプリ|無料でチャレンジ

公認心理師試験の過去問に無料でチャレンジできる学習サイトです。一問一答形式、解説付きでランダム出題も可能。アプリのインストール不要・登録不要でサクサクできてスマホ学習にもおすすめです。