問137/第3回(令和2年)/公認心理師
30 歳の男性 A、会社員。独身で一人暮らしである。A は、職場での不適応感を訴えて精神科を受診した。幼少期から心配性と言われてきたが、ここ半年ほどでその傾向が一層強まってきた。仕事で失敗したり、失業したりするのではないか、重大な病気にかかっているのではないかなど気になって仕方がない。自分でも心配しすぎだと分かってはいるが、いらいらし、仕事にも集中できず、疲労がつのる。寝つきも悪く、しばしば早朝に覚醒してしまうこともある。
医師から A の状態をアセスメントするよう依頼された公認心理師が、A に実施するテストバッテリーに含めるものとして、最も適切なものを1つ選べ。