問139/第5回(令和4年)/公認心理師
23 歳の女性 A、会社員。高校時代にわいせつ行為の被害に遭った。大学卒業後、会社員となったが、今年の社員旅行の際に、仕事の関係者から性行為を強要されそうになり、何とかその場から逃げ出したものの、帰宅後に強い心身の不調を自覚した。その後 3 か月経っても症状が改善しないため、精神科受診に至った。同じような悪夢を繰り返し見ることが続き、よく眠れない。「このような被害に遭うのは、私が悪い」、「自分は駄目な人間だ」と話す。
A の状態像を把握することを目的に、公認心理師が行う可能性のある心理的アセスメントとして、最も適切なものを 1 つ選べ。