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問139/第6回(令和5年)/公認心理師


 18歳の男性A、医療系大学の1年生。Aは、血を見ると目の前が真っ暗になり倒れそうな感覚になるため、2年次から始まる手術見学などの実習が耐えられないのではないかと不安を抱き、学生相談室に来室した。血液感染を恐れるというよりは、血や怪我を目にすることが苦手だという。今まではそのような場面を回避してきたが、今回の実習は必修科目であるため避けられそうになく困っている。アセスメントとして実施した心理検査の結果は、Y-BOCSが基準以下の重症度で、MASが基準以上の重症度であった。
 DSM-5に基づくAの病態の理解として、最も適切なものを1つ選べ。