問140/第6回(令和5年)/公認心理師
28歳の女性A。不眠のため精神科クリニックを受診した。現在勤務している飲食店には、半年前に転職したばかりである。職場に慣れてきた3か月前に、仕事が遅いとひどく叱責された。そのため、職場に早く出勤したところ、時間外の仕込みなどは禁止されていると再び注意された。この頃から、職場で動悸や頭痛を感じるようになり、仕事のミスが増えた。対応した公認心理師にAは、ストレスや気分の落ち込みを訴える一方で、「休日はSNSで知り合った男性と遊びに行く。また、以前にも同じようなことがあったが、退職した後、体調は速やかに回復した」と言う。
DSM-5に基づくAの病態の理解として、最も適切なものを1つ選べ。