問141/第1回(平成30年)/公認心理師
21歳の男性A、大学生。Aは学生相談室に来室した。以前から緊張すると下痢をすることがあった。就職活動の時期になり、大学で面接の練習をしたときに強い腹痛と下痢を生じた。その後、同じ症状が起こるのではないかと心配になり、外出前に頻回にトイレに行くようになった。さらに、人混みでは腹痛が生じるのではないかと心配になり、電車やバスに乗ることも避けるようになった。消化器内科を受診したが、器質的な異常は認められなかった。
この時の学生相談室の公認心理師がAに対して最初に行う助言として、最も適切なものを1つ選べ。