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第2回(令和元年)
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問題
問141/第2回(令和元年)/公認心理師
19歳の男性 A、大学1年生。A は将来に希望が持てないと学生相談室に来室した。「目指していた大学は全て不合格だったので、一浪で不本意ながらこの大学に入学した。この大学を卒業しても、名の知れた企業には入れないし、就職できてもずっと平社員で結婚もできない。自分の将来に絶望している」と述べた。
A に対する社会構成主義的立場からのアプローチとして、最も適切なものを1つ選べ。
1
不本意な入学と挫折の心理について心理教育を行う。
2
A の将来への絶望について無知の姿勢で教えてもらう。
3
A の劣等感がどのように作り出されたのかを探索させる。
4
学歴社会の弊害とエリート主義の社会的背景について説明する。
5
Aの思考のパターンがどのように悲観的な感情を作り出すのかを指摘する。