問143/第2回(令和元年)/公認心理師
13歳の男子 A、中学1年生。A は両親と2つ上の兄 Bと暮らしている。両親は、A と B が幼い頃から、多くの学習塾に通わせるなどして中学受験を目指させた。B は志望校に合格したが、A は不合格であった。両親は「お前は出来そこないだ。これからは死ぬ気で勉強しろ」とAを繰り返しなじった。次第に両親は「お前はBとは違って負け犬だ。負け犬の顔など見たくない」と言い、A に別室で一人で食事をさせたり、小遣いを与えなかったりし始めた。
両親の行為は虐待種別の何に当たるか、最も適切なものを1つ選べ。