問143/第4回(令和3年)/公認心理師
25 歳の男性 A、消防士。妻と二人暮らし。台風による大雨で川が大規模に氾濫したため、A は救出活動に従事した。当初は被災住民を救出できたが、3日目以降は遺体の収容作業が多くなった。5日目を過ぎた頃から、同僚に、「自分は何の役にも立たない。何のために仕事をしているのか分からない。家ではいらいらして、妻に対してちょっとしたことで怒り、夜は何度も目を覚ましている」と話した。心配した同僚の勧めで、A は医療支援チームの一員である公認心理師 B に相談した。
この段階での B の A への対応として、最も適切なものを1つ選べ。