問144/第1回(平成30年)/公認心理師
9歳の男児A、小学3年生。Aは学校で落ち着きがなく、授業に集中できずに離席も多いため、担任教師に勧められて、母親が家の近くにある市の相談センターに連れて来た。母子家庭できょうだいはない。3回目の面談には、Aが一人で来所した。Aの顔が赤く腫れ上がっており、公認心理師Bが尋ねると、「昨日家でおじさんに殴られた。怖いから家に帰りたくない」と怯えた表情で訴えた。Bが「おじさんって?」と尋ねると、「一緒に住んでいる人」と答えた。よく見ると別の場所や手足に古いあざのようなものが多数あった。
Bの取るべき行動として、最も適切なものを1つ選べ。