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問145/第4回(令和3年)/公認心理師


 14 歳の男子 A、中学2年生。A は、生後間もない頃から乳児院で育ち、3歳で児童養護施設に入所した。保護者は所在不明で A との交流はない。A はおとなしい性格で、これまで施設や学校でも特に問題はみられなかったが、中学2年生の冬休み明けからふさぎ込むことが増えた。ある日、児童指導員 B に対して、「どうせ仕事なんだろう」、「なぜこんなところにいなくてはいけないんだ」と言いながら暴れた。また、「生きている意味がない」とメモを書き残して外出し、A が育った乳児院の近くで発見された。A の態度の変わりように困った B は、施設内の公認心理師 C に A への対応を相談した。
 C の B への助言・提案として、最も適切なものを1つ選べ。