問147/第5回(令和4年)/公認心理師
14 歳の女子 A、中学 2 年生。元気がない A の様子を心配した担任教師 B からスクールカウンセラー C に相談があった。A は、おとなしく目立たない性格であり、成績は中程度である。学校生活では自信のない様子が目立つ。C が A と面接を行ったところ、次のことが分かった。中学 2 年生でクラス替えがあり、女子生徒の間ではすでにソーシャル・ネットワーキング・サービス〈SNS〉のグループが複数できていた。A は孤立を感じ次第に登校が苦痛になってきた。厳格な親から SNS を禁止されており、いらいら感が高じ、自室にこもって、カッターで手首を傷つけるようになったという。
C の初期の対応として、最も適切なものを 1 つ選べ。