問149/第7回(令和6年)/公認心理師
29歳の女性A、会社員。「電車に乗ろうとすると怖くなって、気分が悪くなる」と訴えて、精神科クリニックを受診した。Aによると、今年の夏休みに花火大会に出かけた帰りの電車の中で、突然、息苦しさ、激しい動悸、めまいに襲われ、途中の駅で降りた。その日は駅のベンチでしばらく休んだ後、タクシーで帰宅できたが、その後、通勤のため電車に乗っているときに何度も同じような症状に襲われたことから、電車に乗ることが怖くなった。今では、「また同じようなことが起きたら死んでしまうかもしれない」と強い不安を感じ、電車通勤を避けている。
Aに対する認知行動療法に該当しないものを1つ選べ。