問60/第5回(令和4年)/公認心理師
乳児 50 名を対象として、視覚認知機能を調べる実験を行った。まず、実験画面上に図形 A を繰り返し提示したところ、乳児は最初は画面を長く注視したが、その後、注視時間は減っていった。注視時間が半減したところで、画面上に図形 B を提示したところ、乳児の画面の注視時間が回復して長くなった。一方、異なる乳児 50 名を対象として、同様に画面上に図形 A を繰り返し提示し、注視時間が半減したところで、画面上に図形 C を提示した場合は、乳児の画面の注視時間は回復しなかった。
この 2 つの実験結果から解釈される乳児期の視覚認知機能の性質として、最も適切なものを 1 つ選べ。