問60/第7回(令和6年)/公認心理師
1歳5か月の男児A、初語10か月、初歩11か月。これまでの乳幼児健診では特に発達の問題を指摘されたことはなく、活発で積極的なタイプの子どもである。母親Bによると、Aはこれまであまり手がかからなかったが、最近になって、散歩中に手を繋ぐことを拒否して大声で泣き喚いたり、急に抱っこをせがんできたりと、とても手がかかるようになった。また、Bが一人で外出しようとすると泣いて嫌がるようになり、父親に任せて外出することができなくなってしまった。
Aの発達状況を、M.S.Mahlerの理論を通して理解した場合に、最も適切なものを1つ選べ。