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問64/第4回(令和3年)/公認心理師


 28 歳の女性 A。A が生活する地域に大規模な地震が発生し、直後に被災地外から派遣された公認心理師 B が避難所で支援活動を行っている。地震発生から約3週間後に、A から B に、「地震の後から眠れない」と相談があった。A の家は無事だったが、隣家は土砂に巻き込まれ、住人は行方不明になっている。A はその様子を目撃していた。Aによれば、最近崩れる隣家の様子が繰り返し夢に出てきて眠れず、隣家の方向を向くことができずにいる。同居の家族から見ても焦燥感が強くなり、別人のようだという。
 B の A への対応として、最も優先されるものを1つ選べ。