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問67/第5回(令和4年)/公認心理師


 50 歳の男性 A、会社員。A は、 1 年前に職場で異動があり、慣れない仕事への戸惑いを抱えながら何とか仕事をこなしていた。 8 か月前から、気力低下が顕著となり、欠勤もみられるようになった。憂うつ感と気力低下を主訴に 2 か月前に精神科を受診し、うつ病の診断の下、当面 3 か月間の休職と抗うつ薬による薬物療法が開始された。A は、 2か月間の外来治療と休職により、気力低下や生活リズムは幾分改善し、復職に意欲はみせるものの、不安は残っている様子である。
 改訂心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き(令和 2 年、厚生労働省)に基づき、現段階の A に必要な支援として、最も適切なものを 1 つ選べ。