問70/第3回(令和2年)/公認心理師
72 歳の男性 A。A は、高血圧症で通院している病院の担当医に物忘れが心配であると相談した。担当医の依頼で公認心理師 B が対応した。A は、1年前より徐々に言いたいことがうまく言葉に出せず、物の名前が出てこなくなった。しかし、日常生活に問題はなく、趣味の家庭菜園を楽しみ、町内会長の役割をこなしている。面接時、軽度の語健忘はみられるが、MMSE は 27 点であった。2か月前の脳ドックで、頭部 MRI 検査を受け、軽度の脳萎縮を指摘されたという。
B の A への助言として、不適切なものを1つ選べ。