問71/第3回(令和2年)/公認心理師
22 歳の男性 A、大学4年生。A は 12 月頃、就職活動も卒業研究もうまくいっていないという主訴で学生相談室に来室した。面接では、気分が沈んでいる様子で、ポツリポツリと言葉を絞り出すような話し方であった。「就職活動がうまくいかず、この時期になっても1つも内定が取れていない。卒業研究も手につかず、もうどうしようもない」と思い詰めた表情で語っていた。指導教員からも、日々の様子からとても心配しているという連絡があった。
A の自殺のリスクを評価する際に優先的に行うこととして、不適切なものを1つ選べ。