問76/第3回(令和2年)/公認心理師
5歳の男児 A。A は、実父からの身体的虐待が理由で、1か月前に児童養護施設に入所した。A は、担当スタッフの勧めで同施設内に勤務する公認心理師 B の面談に訪れた。担当スタッフによると、A は、入所時から衝動性・攻撃性ともに高かった。施設内では、コップの水を他児 C にかけたり、他児 D を椅子で殴ろうとしたりするなど、A の暴力が問題となっていた。また寝つきが悪く、食欲にむらが見られた。Bとの面談でAは暴力の理由を「いつも僕が使っているコップを C が勝手に使ったから」「D が僕の手首を急に掴んだから」と語った。また、「夜眠れない」と訴えた。
B が初期に行う支援として、適切なものを2つ選べ。