問題115/第30回(平成29年度)/介護福祉士
総合問題
次の事例を読んで,問題114から問題116までについて答えなさい。
Bさん(72歳,女性)は1か月前に脳出血(cerebral hemorrhage)で倒れて,不全麻痺{ふぜんまひ}は残ったが,自力でベッドから車いすに移乗できるまでに回復した。食事や排泄{はいせつ}はベッドから離れて行えるようになり,在宅で生活することになった。Bさんは長女と同居しているが,長女は働いていて日中不在なので,介護保険の訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用することになった。Bさんの状態に該当する障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)の判定として,最も適切なものを1つ選びなさい。
Bさんは日中はベッド上での生活が主体である。車いすの左側のブレーキをかけ忘れることや,左側の物に気づかずに衝突してしまうことがある。また,食事の時にお膳の左側の食べ残しが目立ち,屋内の生活にも何らかの介助が必要である。