問題124/第31回(平成30年度)/介護福祉士
総合問題
次の事例を読んで、問題123から問題125までについて答えなさい。
Jさん(女性)は,介護福祉士養成施設の学生である。Jさんは,希望していた障害児入所施設で実習をすることになった。この実習では,障害特性を理解して,介護実践の在り方を学ぶだけではなく,個別支援計画(介護計画)作成と実施,評価までの介護過程の展開を学ぶことになっていた。Jさんは,K君の支援計画作成に責任を持つ職員に計画作成の注意点などを聞きたいと,実習指導者に相談した。
Jさんは,対象となる利用者としてK君(15歳,男性)を担当することになった。K君は重度の脳性麻痺(cerebral palsy)がある。K君が2歳の時に両親は離婚して,母親が一人でK君を育てていた。母子の生活は困窮していた。K君が9歳の時に,母親はK君を施設に入所させることを希望し,この施設に入所することになった。現在K君は,言語による意思の疎通は困難であり,座位が保持できる程度である。また,てんかん(epilepsy)の発作(強直間代発作)が時々みられるが,重積発作ではない。
K君の支援計画作成に責任を持つ職員として,正しいものを1つ選びなさい。