問題66/第33回(令和2年度)/介護福祉士
介護:生活支援技術
次の事例を読んで、問題65、問題66について答えなさい。
Mさん(78歳、女性、要介護2)は、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)に入居している。再アセスメントによって見直した支援の方向性として、最も適切なものを1つ選びなさい。
楽しみは、お風呂に入って肩までつかることである。身体機能に問題はない。短期目標を、「見守りのもと、一人で入浴する(3か月)」と設定し、順調に経過していた。
1か月が過ぎた頃、朝の申し送りで、「Mさんが昨日浴室を出ようとしたときに足を滑らせたが、転倒はしなかった。念のため受診したが問題はなかった」と報告があった。その日の夕方、介護福祉職が入浴に誘うと、「行きたくない」と強い口調で断った。それから1週間入浴していないことを心配した介護福祉職が居室を訪ねて、安全に入浴できるように浴室内を整えたことを伝えた。しかし、Mさんは、「怖いから」と小声で言った。