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問題86/第33回(令和2年度)/介護福祉士

こころとからだのしくみ:認知症の理解

 Cさん(87歳、男性、要介護5)は、重度のアルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)である。現在、介護老人福祉施設に入所しているが終末期の状態にある。できる限り経口摂取を続けてきたが、誤嚥性肺炎{ごえんせいはいえん}(aspiration pneumonia)を繰り返し、経口摂取が困難となった。臥床状態{がしょうじょうたい}が続き、声かけに対する反応も少なくなっている。医師から、「死が極めて近い状態である」と伝えられた。
 施設で看取{みと}ることになっているCさんへの介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。