問題46/第21回(平成30年度)/精神保健福祉士(専門)
精神保健福祉の理論と相談援助の展開
P市保健センターのJ精神保健福祉相談員(精神保健福祉士)は,Kさん(38歳,男性)から妻のことで電話相談を受けた。Kさんの妻は双極性障害で,精神科に通院している。Kさんは単身赴任中で,妻はP市で小学3年生の子どもと二人で暮らしている。最近,妻の症状が悪化して,朝起きられず,そのために,子どもは学校を休みがちであるという。そのことで,妻は自分を責めている。Kさんは,妻と子どもが心配で毎日連絡は取っているが,仕事の都合で家に戻ることはできない。「何か利用できるものはありませんか?」と尋ねるKさんに,J精神保健福祉相 談員は,Kさんをねぎらった上で,活用できる制度を念頭に置いて,妻宅に訪問することを伝えた。
次のうち,J精神保健福祉相談員が考えた,活用できる制度として,適切なものを1つ選びなさい。