問題98/第35回(令和4年度)/社会福祉士(専門)
相談援助の理論と方法
事例を読んで、R市子ども福祉課の社会福祉士が行う、家族システムの視点に基づいた今後の対応として、適切なものを2つ選びなさい。
〔事 例〕
Jさん(15歳)は、小学6年生の時に父親を交通事故で亡くした後、母親(37歳)と母方の祖母(58歳)の3人で暮らしている。母親は、朝から夜中まで働いているため、家事全般は祖母が担っている。Jさんは、中学生になった頃から、祖母へ暴言を吐くようになり、最近は家の中で暴れたり、家に帰ってこなかったりするようになった。祖母は途方に暮れ、友人でもある近所の民生委員・児童委員に相談すると、R市子ども福祉課の相談窓口を紹介され、来所につながった。