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問題67/第37-27回(令和6年度)/社会福祉士・精神保健福祉士(共通)

ソーシャルワークの基盤と専門職

 事例を読んで、被保護者との関係に苦慮するA現業員に対する査察指導員B(社会福祉士)のスーパービジョンの助言として、適切なものを2つ選びなさい。
 〔事 例〕
 C福祉事務所の査察指導員Bは、生活保護を担当して1年目のAから、単身世帯のDさん(70歳)への対応について相談を受けた。Aによると、Dさんは、Dさんの誤解によるトラブルから近隣とのつきあいはほとんどなく、買い物以外は家に閉じこもっている。私(A)が訪問すると毎回のように「あなたも近所の人たちと同じだ。あなたの話もわからない。福祉は困っている人を助けるためにあるはずだ。なのに、なぜ、もっと自分を助けてくれないのか」と言われる。内容を尋ねるも具体的なことはわからず、どのように応答してよいのか困っているとのことであった。




【正解】  1,5

【問題の解説】

スーパービジョンは、主にソーシャルワークや対人援助職の分野で用いられる専門的な指導・教育の仕組みです。経験豊富な指導者(スーパーバイザー)が、実践者(スーパーバイジー)に対して、専門性の向上や実践力の強化、職業的成長を支援する過程です。
<スーパービジョンの3つの機能>
・教育的機能(教育・訓練)
 実践知識や技術、価値観を伝え、専門職としての成長を促す。
・管理的機能(管理・調整)
 業務の質や効率を高め、組織の方針や基準に沿った実践を確保する。
・支持的機能(支援・精神的サポート)
 実践者の悩みやストレスに寄り添い、安心して業務に取り組めるよう支援する。

【みんなの解答分布】

【解答総数】  7

157%
20%
343%
414%
557%


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