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問題74/第37-27回(令和6年度)/社会福祉士・精神保健福祉士(共通)

ソーシャルワークの理論と方法

 事例を読んで、地域包括支援センターのA社会福祉士がこの段階で行う援助に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
 〔事 例〕
 Bさん(75歳、女性)は、一人暮らしが不安になり、長男家族と同居することになったが、転居後すぐに自宅に閉じこもるようになった。心配した長男が地域包括支援センターを訪ね「以前は、社交的で友人と外出することもあったが、それがなくなり心配」と相談した。Aは、Bさんと数回の面接を行った。Bさんは「長男家族が食事内容を私に合わせて作ってくれるのが、申し訳ない」「人と話すのが好きで、前に住んでいた地域では毎日楽しかった。きっかけがあれば外に出たい」と語った。Bさんは要支援1の認定を受けている。Aは、得られた情報を踏まえてBさんの支援計画を立てようと考えている。




【正解】  4

【解説・ポイント】

Bさんの「社交性」という強みを活かして、無理のない範囲で地域活動への参加(たとえば茶話会)を促すことは、本人の主体性を尊重した生活機能の維持・改善に有効です。地域とのつながりも生まれ、閉じこもりの解消にもつながります。

【みんなの解答分布】

【解答総数】  19

111%
20%
30%
479%
511%


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