問題83/第30-20回(平成29年度)/社会福祉士・精神保健福祉士(共通)
権利擁護と成年後見制度
次の事例を読んで,Q市福祉課職員の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事例〕
Q市に居住するMさん(80 歳,女性)は,40年前に離婚し,その後再婚した。再婚した夫には,再婚時に既に成人し家庭を設けている子がいたが,再婚に反対し,再婚後もMさんとの交流を拒絶している。その夫も5年前に亡くし,Mさんは 2,000万円の財産を相続した。Mさんは,最近,認知症が進行し,悪質商法の被害にも遭っているようで,民生委員が心配して市福祉課職員にMさんの成年後見制度の利用に関して相談に来た。