問148/第5回(令和4年)/公認心理師
20 歳の男性 A、大学工学部の 2 年生。A からの申出はないが、Aの家族 B より、実験のあった日の A の疲労が激しいため、サポーターをつけてほしいと、学生相談室のカウンセラー C に相談があり、C はA 及び B と 3 者面談を行った。A は、小学校高学年時に児童精神科を受診し、発達障害の診断を受けた。以後、高校までは、授業中の課題や宿題について代替措置を講じてもらうなどの配慮を受けてきた。大学では、実験の際、指示の理解に時間がかかり、また手先が不器用で器具の扱いがスムーズにできないことで、教員にしばしば注意されている。授業時間が終わっても、居残りで実験をすることが多い。
合理的配慮について、C の B への対応として、最も適切なものを 1つ選べ。