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問題2/第36-26回(令和5年度)/社会福祉士・精神保健福祉士(共通)

人体の構造と機能及び疾病

 事例を読んで、国際生活機能分類(ICF)のモデルに基づく記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事 例〕
 Aさん(78歳、男性)は脳梗塞を発症し左片麻痺となった。室内は手すりを伝って歩いている。外出時は車いすが必要で、近隣に住む長女が車いすを押して買物に出かけている。週1回のデイサービスでのレクリエーションに参加するのを楽しみにしている。




【正解】  3

【解説・ポイント】

ICF(国際生活機能分類)は、2001年にWHOが採択した、すべての人の健康や生活機能を「心身機能・構造」「活動」「参加」の3要素と、「環境因子」「個人因子」などの背景因子で体系的に分類する枠組みです。障害や病気の有無に関わらず、健康状態を多面的に評価し、共通言語として医療・福祉現場で活用されています。
ICFにおける「活動」とは、個人が日常生活で行う動作や行為を指し、歩行・食事・更衣・入浴など、生きるために必要な基本的な生活行為が含まれます。また、「できる活動(能力)」と「している活動(実行状況)」に分けて評価し、本人がどの程度自立して実施できるかを具体的に把握します。

【みんなの解答分布】

【解答総数】  112

13%
221%
354%
43%
521%


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