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問題35／第36-26回（令和5年度）／社会福祉士・精神保健福祉士（共通）

　社会福祉法に規定されている市町村による重層的支援体制整備事業に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1	重層的支援体制整備事業は、地域生活課題の解決に資する包括的な支援体制を整備するための事業である。
2	重層的支援体制整備事業は、市町村の必須事業である。
3	市町村は、重層的支援体制整備事業の実施にあたって、包括的相談支援事業、参加支援事業、地域づくり事業のいずれか一つを選択して、実施することができる。
4	重層的支援体制整備事業のうち、包括的相談支援事業は、住宅確保要配慮者に対する居住支援を行う事業である。
5	市町村は、重層的支援体制整備事業実施計画を策定しなければならない。

【正解】　　1

【解説・ポイント】

重層的支援体制整備事業は、令和3年4月の社会福祉法改正で創設された、市町村が主体となる任意事業です。子ども・障がい・高齢・生活困窮など分野ごとの縦割りを超え、複雑・複合化した地域住民の課題に対し、「包括的相談支援」「参加支援」「地域づくり支援」を一体的に実施し、誰もが断られず継続的につながる支援体制の構築を目指します。また、アウトリーチや多機関協働も重視し、地域共生社会の実現を具体化する取り組みです。

【みんなの解答分布】

【解答総数】　　103

1		78%
2		8%
3		4%
4		3%
5		8%

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