【ふるさと納税で福祉支援】寄付して応援、返礼品もらってやさしい社会づくり

「ふるさと納税」と聞くと、豪華な返礼品を思い浮かべる方も多いかもしれません。でも実は、福祉分野への支援にも活用できることをご存じでしょうか?

ふるさと納税は、寄付というカタチの応援

ふるさと納税は、応援したい自治体に寄付できる制度です。自分の住んでいる地域以外の全国どこへでも寄付でき、2,000円を超える部分は所得税・住民税の控除が受けられます。

最近では、福祉や子ども支援、高齢者支援、障害者福祉など、社会課題の解決に取り組む自治体や施設への寄付も増えています。

どんな福祉支援があるの?

例えばこんなプロジェクトがあります。

  • 障害者就労支援事業所で製作した商品の購入(返礼品)
  • 地域の高齢者の見守り体制を強化したい
  • 障害のある子どもたちのアート活動を支援したい
  • 母子家庭・ひとり親家庭への食料支援
  • 生活困窮者のための相談窓口を拡充したい

ふるさと納税サイトでは、こうした目的別の寄付先を選べることが多く、「どこにどんな思いを届けたいか」を自分で選ぶことができます。

魅力的な返礼品を選ぶ

福祉支援を目的としたふるさと納税では返礼品がなかったり、簡素だったりすることがありますが、どうせふるさと納税をするなら生活に役立つ返礼品をもらいたい!

今回は福祉支援をしながらも、お得な返礼品がもらえる欲張りなふるさと納税を探してみました。

トイレットペーパー

返礼品の定番といえば生活必需品のトイレットペーパーです。

こちらは山梨県都留市の就労支援事業所で作られたものです。


続いて、製紙業が盛んな静岡県富士市の就労支援事業所で作られたものです。多量の返礼品もあるので、多めにもらってストックしておくのも良いですね。



ちなみに、こちらは福祉とは関係ないランキング上位の返礼品です。比較の参考にしてください。


チョコレート

みんな大好きチョコレート。おしゃれなチョコレートの返礼品をもらって福祉への支援もできます。

ショコラボ

ショコラボ(Chocolabo/ショコラ房)は、2012年横浜で開業した全国初の“福祉チョコレート工房”です。障がいのある方と健常者が協働し、手作業で作るBean‑to‑Barチョコが特徴。フェアトレード・有機カカオを使用し、職人指導のもと高品質なチョコを製造。センター南やランドマークプラザを拠点に、笑顔と共生を届けるスイーツブランドです。



久遠チョコレート

久遠(QUON)チョコレートは、植物油脂不使用のピュアチョコレートにこだわり、オーガニックやフェアトレード素材を使用しています。代表作「QUONテリーヌ」は、豊富な種類と美しいトッピングが特徴です。全国に展開し、地域の素材も積極的に活用。製造には多くの障がいのある方が関わり、福祉と美味しさを両立しています。手作業を重視し、丁寧に作られるチョコレートは、贈り物にも最適な“社会貢献型スイーツ”です。




その他

「遠州どまんなかしいたけ」は、静岡県袋井市の就労支援事業所で栽培されている肉厚で美味しい椎茸です。袋井市は静岡県の中央に位置することから「どまんなか」という名前が付けられています。独自の温度管理と品質管理のもと、丁寧に育てられた椎茸は、生椎茸だけでなく乾燥椎茸としても販売されています。



まとめ:自分の寄付で社会が少し変わる

ふるさと納税は、ただの節税ツールではなく、やさしい社会づくりに参加できる手段です。

「どこかで困っている人の力になりたい」
「自分の寄付を、社会の未来に役立てたい」

そんな想いを持つあなたに、福祉支援のふるさと納税は、ぴったりの方法かもしれません。

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